うつ病になると、何もかも億劫になり、物事に積極的に取り組めなくなります。やらなければいけない、と頭ではわかっているのですが、気持ちがついてこなくなり、体も動かなくなります。
症状が軽い場合は、本人が「億劫でやる気がでないな」と思っているだけなので、それなりの仕事はこなせます。そのため、周囲の人にうつ病だと気づかれにくい、という点があります。
しかし、症状が重くなってくると、はた目に分かるほど、動きが鈍くなったり口数が少なくなったり、ひどい場合は布団から出られなくなるケースもあります。年配の方がこのような状態になると、周りの人から、ボケてしまったのではないかと誤解されることもあるようです。
うつ病になると、不安な気持ちが大きくなることがあります。特定の心配事があるわけではなく、漠然とした不安なので、いつまでも不安な気持ちは消えません。このような不安が増大してくると、イライラに変わり、じっとしていられなくなって部屋中を動き回ったりしはじめます。また、過剰にしゃべりだすこともあります。
先ほどの億劫とは逆に、活動的な症状なので、自殺を実行してしまうこともあります。
この症状は、年配の女性に多いようです。
頭の回転が遅くなり、集中力もなくなるため、仕事や勉強の効率が大幅に低下します。何がポイントなのか、というのがはっきりつかめなくなるので、仕事を達成したり、学習を進めたりするのに、かなりの時間とエネルギーを要するようになります。
私の学生時代は、まさにこのような状態。思うように勉強が進められなくなって、ずいぶん苦労しました。