精神的な症状だけでなく、身体的な症状が出る場合があります。
その中でも一番多いのが、睡眠障害だといわれています。睡眠障害には種類があり、眠れなくなる場合と、逆に眠りすぎてしまう場合があります。
眠れなくなる症状の場合は、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、睡眠が浅い、朝早く目が覚めるといった様々なケースがあります。一般的な不眠症とは違い、まったく眠れないという症状は少ないようです。
従来、専門家の間では、朝早く目が覚めてしまうというパターンと、うつ病の関連が深いと考えられていましたが、最近の研究では、寝つきが悪い「入眠障害」の方が、うつ病に影響するという見解もあるようです。
眠りすぎてしまう症状の場合は、昼頃にならないと起きられない、また、一日中眠いという状態が続きます。
食欲が低下するというのも大きな特徴です。
健康な人でも、ショッキングな出来事があった場合は、食事をしても味が感じられなくなったり、何を食べているのか分からない、といった状態になったりしますが、うつ病患者も、これと同じような感覚になることがあります。
そのため、食事の量が極端に減ってしまい、短期間に急激に体重が減少する場合があります。
逆に、食欲が増進して、食べ過ぎになってしまうケースも見受けられます。無性に特定の食べ物が欲しくなったり、同じものばかりを食べてしまうこともあります。(甘いものや、炭水化物系の食べ物が多いようです)