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主要な2つの症状

憂うつな気分

うつ病の症状として、最も特徴的なのは、憂うつな気分が続くということです。
特別に嫌な出来事が起こったわけでもないのに、ひどく気分が落ち込みます。さらに、その落ち込んだ気分が何日も続いてしまいます。
そのため、夢も希望もない!と思うようになってしまうのです。

また、憂うつな気分が強まってくると、いいようのない悲しみに襲われることがあります。さらに症状が悪化すると、「自分は無価値だ」「人生など無意味だ」「生きているより死んだ方がいい」と思うようになり、自殺を考えることすらあるのです。

うつ病の憂うつな気分は、朝から午前中にかけてが強く、昼過ぎから夕方になるにつれて、弱まっていくといわれています。
私の場合は、朝起きて学校や会社に行くまでが、もっとも憂うつで、辛い毎日でした。

興味・喜びの消失

うつ病になると、以前は楽しく感じられたものや、面白く思えていたものが色褪せて感じられ、何の興味ももてなくなる、ということがあります。具体的には次のような例が挙げられます。

高齢の男性:大好きで、欠かさず見ていた大相撲に興味を持てなくなった
主婦:料理教室に通うのもやめ、食事の準備はスーパーのお惣菜が中心になった
中年男性:趣味だったアウトドアの活動をしなくなったばかりか、休みの日はずっと家にこもりきりになった


心の中の感受性を司るセンサーが麻痺してしまうことにより、興味や喜びを消失してしまうのです。
また、性的な関心や欲求が薄れる場合もあるといわれます。
DSM-IV(※)の診断基準では、上記2つの主要症状(憂うつな気分、興味・喜びの消失)が、うつ病の基本症状とされています。

 

(※)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders:アメリカ精神医学会による、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示した手引き書

 
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